ゴールデンウィークが始まります。旅行に出られる方は身も心も準備万端といったところでしょう。楽しいバケーションシーズンですが、ガジェットの紛失によって、せっかくのお休みが台無しになってしまう可能性があることをご存知でしょうか?そんな悲しいことにならないように、ここではその理由と対策をご紹介します。
ガジェットが休暇中に問題を引き起こす可能性がある理由とは?
- ガジェットの紛失:ご自身や家族がガジェットを何台も持ち歩いている場合、そのうち1~2台を紛失してしまう懸念は常にありますね。休暇中は誰もが不注意になりがちで、自宅以外の場所に物を置き忘れると、盗まれる可能性があります。ですから、一人一人が持ち歩くデバイスの数を制限することをお勧めします。
- 情報漏えい:移動中でもオンラインでいたい人は多く、無料のWi-Fiスポットを利用してインターネットを見たり、オンライン取引をしたり、メールをチェックしたりしています。しかし、こういった公共のWi-Fiホットスポットは、なりすまし犯罪者の温床です。
- 金融情報/クレジットカード情報の漏えい:休暇旅行やホテルを予約する際は、サイトの認証をチェックし、他のレビュアーやユーザーのコメントを確認してください。うますぎる話に乗らないように気をつけましょう。公共のPCや無料のWi-Fiを使って金融取引を行うと、金融情報が漏えいする可能性があります。
- 窃盗:休暇の計画をオンラインで公開することは、泥棒にチャンスを与えるようなものです。みなさんのご自宅に易々と入れるよう計画を練り、犯罪を実行することが考えられます。
携帯電話も例外ではありません。ラップトップやタブレットに関連するセキュリティ問題は、ほとんど携帯電話にも当てはまることを忘れないでください。携帯ゲーム機やiPodも同様です。つまり、インターネットに接続するものはすべて保護が必要なのです。
では、休暇中に家族やデータを守るため、どのような対策を講じればよいのでしょうか。
- できれば、公共のWi-Fiではなく、有線接続や個人のWi-Fiホットスポットを利用したほうが懸命です。一般的に、DSL接続は無料のWi-Fiネットワークよりも安全です。
- Wi-Fi接続には、記号、文字、数字で構成された強力なパスワードを設定してください。
- 出発前に、ソーシャルネットワーキングサイトで旅行計画を公開しないでください。お子さんたちも、インターネットで休暇の詳細を友達と共有しないように念を押しましょう。
- 各ガジェットのプライバシー設定を確認し、休暇中はユーザーだけが閲覧できるように設定してください。
- 写真に撮影場所がわかるタグを付けないようにしましょう。また、すぐに共有したい場合は、写真を閲覧できる人を設定してください。
- インターネットに接続可能なすべてのデバイスに高度なセキュリティソフトウェアをインストールしてください。リモートデータアクセス、リモート消去、携帯電話の追跡機能などが搭載されたソフトウェアを選ぶようにしましょう。
- 「https」で始まるURLは比較的安全ですが、100%信頼できる訳ではありません。
- 休暇中はクッキーと自動入力をオフにしてください。
- Google Playでは、ダウンロードするアプリケーションを厳選してください。
- アカウントや電話が乗っ取られたと思ったら、ただちにすべてのパスワードを変更してください。
以上に気をつけて、どうぞ楽しいお休みをお過ごしください。
※本ページの内容はMcAfee Blogの抄訳です。
原文:Tips to Stay Safe When Holidaying This Summer