ホリデーシーズンに向けて準備を進める、サイバー犯罪者

月々の住宅ローンや車のローン、たまった請求書の支払い、また休暇中の様々な出費などから、多くの人々が、サイバー犯罪者のターゲットになる可能性があります。サイバー犯罪者は常に、人を騙して機密情報を明け渡させる手段として、脆弱な状況につけ込もうとしています。彼らは犯罪者であることはもちろん、並々ならぬマーケティングリサーチャーでもあるのです。

手っ取り早く儲ける計画や在宅ワークのチャンスなどといった、多種多様な詐欺にご注意ください。このような詐欺は、フィッシング詐欺の代わりとなるものであったり、あるいは、ユーザーのPCにマルウェアを送りつけるのが目的であったりします。McAfee Labsでは、このような詐欺を常に監視しています。どれもメール経由で届き、Twitter最新情報や、GoogleのBlogspotのような無料ブログサービスにリンクされています

ホリデーシーズンが進むにつれて、この種の詐欺を目にするケースも増えてきます。セールや還元のチャンスから、悪意のあるアプリケーションをインストールするEカードまで、そのテーマは広範に渡っています。ホリデーシーズン中にお気に入りのオンライン小売業者が提供する最新の掘り出し物やバーゲンに興味を持ったなら、使用しているブラウザにWebサイトのアドレスを入力して、直接アクセスするよう、特に注意してください。決して、メールやインスタントメッセージに含まれるリンクをクリックしてアクセスしないでください。そのリンクは、サイバー犯罪者が設定した紛らわしいサイトに密かに進んで、ユーザーの個人情報を盗もうとしている可能性があるからです。受信箱に届いたオファーが本物なら、届いたリンクをクリックせずに手入力すればWebサイトを閲覧できるはずです。

マルウェアから解放された、安全なホリデーシーズンをお過ごしください。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速