アップルとマイクロソフト、脆弱性の修正が多いのはどっち?

アップルは今月、約250個にも及ぶ脆弱性を解決するため、7件の修正プログラムを公開しました。最新の修正プログラムは3月21に配信され、Mac OS X 10.6.7に対応しています。

修正プログラムごとにCVE(Common Vulnerabilities and Exposures)識別番号が記載されていますが、対応している脆弱性の数は正確には把握できません。IDの中には、複数の修正プログラムに記載されているものもあり、たとえば、CVE-2011-0191とCVE-2011-0192は5つの修正プログラム(Apple TV 4.2、iOS 4.3、iTunes 10.2、Mac OS X v10.6.7/Security Update 2011-001、Safari 5.0.4)に記載されています。

重複する項目を取り除いた結果、3月の256個の問題が123件のCVE参照URLにリンクされていることが判明しました。2010年を調べてみると、1年間のCVEの件数は468件でした。2011年1月に1件CVEに対応していることから、アップルは2010年1月から2011年3月までに、合計592件の脆弱性を修正したことになります。

ちなみにCVE-2006-7243は、2011年の修正プログラムで対応されたもののうち最も古い脆弱性です。その他はすべて2010年から2011年にかけてのものです。以下は、過去15カ月間に対応が確認された脆弱性592件の詳細です。

  • 2003年のCVE 1件(CVE-2003-0063)
  • 2006年のCVE 2件(うち1件は2011年第1四半期)
  • 2008年のCVE 11件
  • 2009年のCVE 68件
  • 2010年のCVE 428件(うち41件は2011年第1四半期)
  • 2011年のCVE 82件(すべて2011年)

では、アップルとマイクロソフトでは、どちらが多くの脆弱性を修正しているのでしょうか。

同一期間中(2010年1月~2011年3月)、マイクロソフトは123件のセキュリティ情報を公開し、298件の脆弱性(CVE)を修正しました。これは、アップルが修正した脆弱性の約2倍に相当します。

深刻度で比べてみると、アップルの2011年の脆弱性のうち、危険度が低い脆弱性は1件だけです。残りの123件は、すべて「緊急」または「極めて緊急」に指定されました。一方、マイクロソフトの場合、「緊急」は8件だけで、残りは「重要」が20件、「警告」が1件でした。

※本ページの内容はMcAfee Blogの抄訳です。
原文:Busy Month for Apple

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