新種が次々と現れる偽のセキュリティソフトウェア

偽のセキュリティソフトウェアが絶滅することは絶対にありません。McAfee Labsでは、正規のセキュリティソフトウェアを装いながら実は悪意があるというプログラムを、ほぼ毎日発見しています。このようなプログラムでは、システムのセキュリティ侵害に関するメッセージを表示し、セキュリティ侵害を防ぐために、他の悪意のあるプログラムを購入するようユーザーを促します。

このようなプログラムの一つとして、FakeAlert-AntiSpywareProがあります。これは不正なスパイウェア対策プログラムです。不運にもこのアプリケーションを実行してしまうと、下のようなウィンドウが表示されます。

このプログラムは、数種類のシステムスキャンを実行します。しかし効果は全くありません。FakeAlert-AntiSpywareProは、多数のファイルをドロップ(作成)して、Internet ExplorerのBHO(ブラウザヘルパーオブジェクト)を含む一連のレジストリキーをインストールします。

ウイルス対策シグネチャを、常に最新の状態にすると同時に、悪質なマルウェア作者がばらまくFUDを拒絶してください。また、ユーザーを騙すようなプログラムを信頼してはいけません。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速