AWSクラウドのネットワーク セキュリティ(2)

この短編ブログのパート1では、「責任共有モデル」として知られる、Amazon Web Services(AWS)クラウドにセキュリティを導入しなければならない主な理由について触れました。高度な攻撃、オンプレミスとクラウド環境全体の効率的な管理に加え、シャドーITを発見することも含めて、クラウドにインフラを移行するときに皆さんが直面する課題になり得るということです。

こうした課題に対処するため、弊社の主要ネットワーク セキュリティ ソリューションである「McAfee® Network Security Platform(McAfee® vNSP)」をAWS環境用に開発しました。AWSにMcAfee Virtual Network Security Platform(vNSP)を導入することで、実際にオンプレミスのNSPと同じ場所からAWSを管理することが可能になります。AWSの規模はワークロードに合わせて自動的に調節され、Chef™やPuppet®などのクラウド自動化フレームワークを統合します。ウェブ アプリケーションの保護を含むインライン型IDS/IPS、ゼロデイ マルウェア検知、セグメンテーションによるワークロードの隔離、East-West攻撃検知など、ネットワークに包括的なセキュリティ制御が適用されます。

AWSでvNSPをテストするには、AWSだけでなく弊社のトライアル版ソフトウェアのアカウントも必要になるため、AWSと提携し、両アカウントを同時に設定できるようにしました。vNSPとAWS EC2を組み合わせた既成のインスタンスを72時間、無償で「試用」することができます。試用期間中は、実際の攻撃のシミュレーションや、ポリシーの設定、またレポート用ダッシュボードを検討することができます。こちらのページで登録するだけです。トライアル版でクラウドのセキュリティを試してみてください!

AWS向けMcAfee® Virtual Network Security Platform(McAfee vNSP)無償トライアルに登録する

 


※本ページの内容は 2017年8月13日のMcAfee Blog の抄訳です。

原文:Network Security in the Amazon Web Services Cloud – It’s Your Responsibility! Part 2.

著者:McAfee

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速