McAfee is Back - 最高のサイバーセキュリティ企業になるために

※マカフィーの最高経営責任者(CEO)に就任したクリス・ヤング(Christopher Young)が2017年4月3日に発表した内容の抄訳です。

今日、世界に向けて「新生」マカフィーを発表しました。新生マカフィーの誕生は、私たちだけでなく、世界のサイバーセキュリティ業界にとっても最高のタイミングだったと言えます。私たちは技術革新をリードする明確なロードマップを手に、新たな市場を創り出すこれまでにないチャンスを得ました。

しかし同時に、これまでと変わらないことも多くあります。マカフィーの戦略はもちろん、私たちの企業活動の目的に対する揺るぎない使命感も変わりません。今後数ヵ月にわたって新生マカフィーを確立するための取り組みが続きます。これまでの皆さんの支援に感謝することはもちろんですが、私たちが取り組むべきことはまだ多く残されています。今回の私たちが手にした新たな独立性が、引き続き取り組む戦略的な改革の基盤となります。そして、成長を加速するという姿勢をこれからも継続することで、今回の新生マカフィーが成長を目的とした独立であったということが証明されるでしょう。さらに、将来にわたって数々の成果を実現するためには、成功の文化や優秀なチームが欠かせません。

こうした目標を追求していくことが極めて重要な理由は、私たちの挑戦が果てしなく続いていくからです。サイバーセキュリティは年々、複雑化し、技術革新に対して次々と新たな攻撃の波が襲いかかってきます。個人としての成功やキャリアの満足度に留まらず、私たちが守る何億もの人々や世界にとって、新生マカフィーとしての活動がこれまで以上に重要になると考えています。

ここに、私たちがサイバーセキュリティの重要な変革をリードしたいと考える理由があります。実際に、私たちはソリューションの導入や管理方法を従来の方法から大きく変化させています。また、サイバーセキュリティ業界内での対話を進め、本当の意味での協力の必要性を十分に理解し、共に進むことから得られる力を本当に素晴らしいことだと思っています。

私たちは、サイバーセキュリティの最新ブランドを掲げています。今、文字通り、未来へのスタートラインに立ちました。私たちの未来の姿はこれから定まっていきますが、これまでの実績を今後に活かしていくことが重要であると心から感じています。

私たちは、マカフィーとして、さらにスピーディーに進化します。サイバーセキュリティ業界に今必要とされるものを創り出すためには、独立性が最も重要な要素になります。現在の私たちは、お客様がサイバーセキュリティの効果を最大限高めるられるよう全力を注いでおり、最高のタイミングで新生マカフィーの歩みを始めることができます。私たちのこの取り組みを邪魔するものは、どこにもありません。独立企業として、以前にもまして技術革新を実現するための自由と力と責任が私たちにはあります。新たな出資者がもたらす財政基盤や成長計画を通じて、自社に投資すると同時に、守ることを約束したお客様、企業、組織の末永いパートナーとなる準備ができたのです。

今日は特別な日ですが、瞬く間に過ぎ去ります。今日と同じくらいエキサイティングな出来事がこれから起こります。未来に向けた長い旅が始まりました。サイバーセキュリティ上の敵対者のみならず、他のセキュリティ企業にも、現実の戦いを挑もうとしています。そのためにはまず、世界中のサイバーセキュリティ業界で最も評価され、信用されるブランドにならなければなりません。

これらこそが、私の誇るべき目標です。そして皆さんと未来を共有できることを大変誇りに思います。

原文:McAfee is Back – And Ready to Lead

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速