重要さを増す「デジタルコラボレーション」の防御とは

もちろん、Trellix Email SecurityがForrester社が最近発行した「The Enterprise Email Security Landscape, Q1 2023」レポートで注目すべきベンダーに認定されたことを嬉しく思っているのですが、しかし、私にとって同様に重要なのは、Forrester社が、企業が電子メールの安全性から、使用するあらゆるコラボレーション環境の安全性まで視野を広げる必要性があることを次のように強調したことなのです。

  • フィッシングやBECの攻撃は、もはやメールに限ったことではありません。TeamsやSlackのようなコミュニケーション、コラボレーションアプリケーションが攻撃のベクトルとなっています。
  • ビジネスコミュニケーションの未来を包括的に守るためには、企業向けメールセキュリティベンダーは、企業向けコミュニケーションおよびコラボレーションセキュリティベンダーにならなければ、陳腐化のリスクがあります。

私たちは、これ以上ないほど同意します。Trellixは、”デジタルコラボレーション”が防御すべき重要な攻撃ベクトルである、と長い間考えてきました。Forrester社は、本レポートの中で、Landscapeに含まれる各ベンダーに、顧客から選ばれている上位のユースケースを選んでもらい、そこからベンダー間の差別化を際立たせる拡張ユースケースを決定しています。Trellixは、コミュニケーションとコラボレーション環境の保護、ドメインのなりすまし防止、スパムの削減を、これらの拡張ユースケースのうち、顧客が当社を利用する理由の上位に選んだことが報告書に示されています。当社の顧客は、SMTP経由だけでなく、弊社のあらゆる形態のコラボレーションを保護する能力を評価しています。

Radial graphic showing logos of major organizations on top of a blue globe. Lines point outward to icons representing different categories of organizations.


拡張された企業は、リスクの露出を増加させる

組織が革新と成長を目指す中で、サプライヤー、ベンダー、請負業者、顧客といった外部パートナーとの高度に複雑で相互接続されたグローバルネットワークが構築されています。DoControl社の最近の調査では、1000人規模の企業が最大15,000社の外部パートナーとデータを共有する可能性があると推定されています。セキュリティ担当者は、自分たちの組織を守るのに苦労しています。この巨大でダイナミックなパートナーエコシステムによってもたらされるリスクに対する防御は、拡大した企業を保護することを飛躍的に複雑にしています。


メールからアプリケーションのファイル共有まで、
広がるコラボレーション

コラボレーション・プラットフォーム、エンタープライズ・アプリケーションのクラウドへの移行、デジタルトランスフォーメーションの取り組みにより、コラボレーションの性質と速度の両方が変化し、同僚や外部のパートナーと自由に情報を共有することが奨励されています。しかし、このような新しい自由は、保護されなければ危険にさらされることになり、脅威者はすでにこのほとんど保護されていない攻撃ベクトルを悪用しています。


Trellix Collaboration Securityは、デジタルにより拡張された企業・組織を保護

Trellix Collaboration Securityは、メールインフラ、コラボレーションツール、そして企業内で使用される無数のSaaSや内製アプリケーションにまたがる保護技術群です。


企業内コラボレーションのセキュリティ確保への道

電子メールは、24時間365日、場所を問わずに同僚と情報を交換できるようになり、ビジネスコミュニケーションを一変させました。しかし、今や電子メールは、データ漏洩の90%以上がフィッシングによるものとなり、最大の攻撃手段となっています。

そのため、お客様にはTrellix Email Securityでクラウドベースのメールインフラのセキュリティを確保することを優先していただくようお願いしています。クラウドネイティブ、API対応ソリューション(CAPES)またはセキュアメールゲートウェイ(SEG)として利用できるTrellixは、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドベースメールインフラプロバイダーとシームレスに統合されます。

Trellixは、革新的な機械学習、人工知能、セキュリティアナリティクスを搭載した多層的な検知機能を提供し、電子メールを媒介とする既知および新興の脅威に対して業界で認知された防御力を提供します。

リモートワーク、バーチャルチーミング、クラウドベースのコラボレーションプラットフォームは、私たちの働き方を再構築し、いつでも、どこからでも、誰とでも仕事ができる能力を与えてくれました。これらのツールは、私たちが自由に情報を共有することを可能にしますが、共有されるものの完全性を保証するものではありません。

そのため、顧客はコラボレーションスイートまで保護を拡張する必要があります。Trellixは、Slack、box、Microsoft Teamsなどの一般的なアプリケーションとすぐに統合することができ、単一のソリューションで迅速な価値創造を実現します。Trellixは、40,000社のお客様に信頼され実績ある検知・デトネーションエンジンを使用して、共有ファイルやURLを継続的かつ目立たないように検査します。

かつて境界で保護されていたアプリケーションは、クラウドに移行しています。企業変革の取り組みや非常に複雑なパートナーエコシステムにより、デジタル化され拡張された企業・組織の実現が加速され、敵が組織に侵入するための直接の入り口を作り出しています。

潜在的な候補者が採用ポータルに履歴書を提出し、サプライヤーが購買部門と請求書を共有し、ユーザーがカスタマーサポートのリクエストにファイルを添付できるように、敵は同じファイル共有メカニズムを利用して悪意のあるファイルを持ち込んでいます。

Trellixは、APIを使用して、構築または購入したエンタープライズアプリケーションとシームレスに統合し、脅威が環境に侵入する前にブロックするためにオブジェクトの継続的な検査を保証し、拡張エンタープライズ全体のデジタルコラボレーションを保護します。


より詳細についてご覧になりたい場合

Trellix Collaboration Securityが、メールインフラ、コラボレーションプラットフォーム、SaaSアプリケーションのセキュリティを確保する単一のソリューションを提供し、企業が拡大する中で人々が安全に共同作業を行えるようにする方法について、ぜひご覧ください。

加えて、Forrester社のクライアントの皆様には、本レポートの主執筆者であるジェス・バーン氏との面談を希望され、この急速に進化する市場について彼女の見解をお聞きいただくことをお勧めします。

※本ページの内容は2023年3月2日(US時間)更新の以下のTrellix Storiesの内容です。
原文:Trellix Email Security Recognized Among Notable Enterprise Email Security Vendors
著者:Gareth Maclachlan