Twitterユーザーをターゲットにするフィッシング攻撃

先月下旬から、Twitterユーザーをターゲットにした新手のフィッシング詐欺メールが出回っており、状況はまだ収束していません。このTwitterユーザーに対する新たな攻撃は、フィッシングサイトへのリンクが組み込まれたスパムが届くところから始まります。McAfee LabsではこのBlogを利用し、Twitterユーザーに注意喚起を行いたいと思います。

このスパムは、Twitterのサポート部門からの未読メッセージに関する通知を装い、「Twit 73-923」などの件名を使用して、ユーザーを騙します。メッセージ本文には、「You have [some number of] delayed message(s) from Twitter (Twitterからの遅延メッセージがあります)」とあり、フィッシングサイトへのリンクが組み込まれています。なおメッセージの件名には、終わりの番号は異なる場合がありますので、ご注意ください。

このようなメールを受け取ったら、クリックする前に、まずはリンク先を確認してください。少しでも不審に思われるページにアクセスする場合、メールのリンクをクリックせずに、アドレスを手で入力することをお勧めします。サイバー犯罪者にとって、リンクを偽造するのは非常に簡単なことであり、手入力でアクセスする方がずっと安全だからです。

なお、何も対策せずに、このようなリンクをクリックすると、PCが感染し、Twitterにおける個人情報が流出する可能性もあります。マカフィーのレピュテーションシステムであるTrustedSourceとSiteAdvisorテクノロジーを利用して、悪質なフィッシング攻撃やこれらをホストするサイトを防ぐよう、事前の対策を行ってください。

対策さえ行えば、ツイート、検索、インターネット閲覧、いずれも安全に楽しむことができます。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速