FOCUS JAPAN 2016―2020年までに19万人不足? セキュリティ人材を育成し、組織を整えるヒントを得よう

FOCUS JAPAN 2016での門林雄基氏のセッション「社内セキュリティ人材のキャリアプランとエコシステム」のテーマにもなっている通り、セキュリティ人材の育成は、業界のみならず、日本の社会全体を支える上でも非常に大きな課題です。経済産業省の調査によれば、現時点でもセキュリティ人材は約16万人不足しており、2020年には不足数が19万人に達すると予測されています。知識と経験を備えたセキュリティ人材の育成は急務となってるのです。

11月10日に開催される「FOCUS JAPAN 2016」では、そんなセキュリティ人材の育成を支援するためさまざまなセッションを行う予定です。

インシデント発生時の司令塔となるCSIRT構築・運用の参考になるセッションとして「監視とインシデントレスポンスの業務効率化」「マルウェア解析とインテリジェンスによる対策強化」があります。前者ではインテル セキュリティの現場での体験を基に、日々のセキュリティイベント監視やインシデント対応を効率化させる工夫をご説明します。また後者のセッションでは「インテリジェンス」に焦点を絞り、さまざまなマルウェアや攻撃の特性を知ることで、それぞれに応じた高度な対応を実現するコツをご紹介します。一歩進んだインシデント対応を考えている方々に、ぜひお勧めしたいセッションです。

また人材不足問題の解消においては、人を育てると同時に、「テクノロジ」を活用してできるところは自動化するというアプローチも重要です。攻撃者側がさまざまなツールを駆使し、日々膨大な量のマルウェアを新たに作成してはばらまいているのに、手作業で解析や対処を行っていてはいくら頑張っても間に合いません。「ランサムウェア・標的型攻撃対策の全自動化への道のり」では、限られた人手を生かしつつマルウェア発見から対応までを自動化するヒントを紹介する予定です。
ぜひ、FOCUS JAPAN 2016にご来場ください。

▼セッション一覧・詳細、ご登録はこちらから

https://focusjapan.jp/is07/

■FOCUS  JAPAN 2016 開催概要
日 時:2016年11月10日(木)10:00-19:00(9:30開場)
会 場:ザ・プリンスパークタワー東京
参加費:無料(事前登録制)
対 象:企業、官公庁の情報システム部門・セキュリティ管理者、
          セキュリティ製品の販売店・システム インテグレータの担当者

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[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
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