詐欺・迷惑電話の被害がさらに拡大中 – あなたは対策を講じていますか?

詐欺電話や迷惑電話の被害が急速に拡大
警察庁の統計では、平成26年(2014年)の振り込め詐欺などの特殊詐欺による被害総額は過去最悪となる559.4億円に達し、同年のすべての財産犯の現金被害額(約1,130億円)の半分近い49.5%を占めるまでになっています1

特に振り込め詐欺では、従来のような現金を振り込ませるタイプや、犯罪者が直接自宅などに受け取りに来るタイプの手口に加え、昨年は現金を宅配便などで送らせる手口が前年比で約62%も増加するなど1、その手口も年々巧妙化、多様化しています。

 

さらに、投資の勧誘や商品のセールスなどを目的としたいわゆる迷惑電話の被害も見逃すことはできません。マカフィーがMMD研究所とともに昨年11月に実施した調査では、回答者の約22%、実に5人に1人以上が「スマートフォンで迷惑電話を受け取ったことがある」と答えています。そして、そのうちの約21%、つまり全体の回答者の約5%の人が、「被害を受けたことがある」と答えています。
(調査の詳細はマカフィー ブログのこちらの記事をご参照ください)

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もう大丈夫!マカフィーが詐欺電話・迷惑電話から“ユーザーを守る”
これらの状況を受け、マカフィーは迷惑電話や詐欺電話の被害からユーザーを守るために、日本市場向けに独自開発したAndroidスマートフォン用詐欺電話・迷惑電話防止アプリ「マカフィー セーフ コール(McAfee Safe Call)」を昨年12月に発表、KDDIの「auスマートパス2 契約者向けに提供を開始しました。

このアプリは、精度が高く、リアルタイムで更新されている独自の詐欺電話・迷惑電話のデータベースを活用することで、不審な電話番号の着信からユーザーを守ってくれます。そして、誰でもシンプルに使えるよう、設定も簡単です。3段階のセキュリティ・レベルからユーザーに合った設定を選ぶだけで、データベースに登録されている番号などから着信があった場合に、危険度に応じたわかりやすい表示で知らせるか、自動的に着信を切ってくれます。

実際に、提供を開始した2014年12月から2015年1月末までの約2カ月間に、アプリ利用者の20人に1人以上(利用者の約5.2%)に詐欺電話・迷惑電話がかかってきましたが、マカフィー セーフ コールがそれらの着信をシャットアウトしています。これで、ユーザーは詐欺電話や迷惑電話をまったく意識することなく、安心・安全なデジタルライフを満喫することができるのです。

新たにNTTドコモからもマカフィーのテクノロジーを活用した詐欺電話・迷惑電話対策サービスが登場
3月23日にはNTTドコモからも、マカフィーの詐欺電話・迷惑電話対策テクノロジーを活用したサービス「あんしんナンバーチェック」が提供されることになりました。NTTドコモの「あんしんナンバーチェック」は、NTTドコモのAndroidスマートフォンを利用しているユーザーを詐欺電話・迷惑電話の被害から守ります。「あんしんナンバーチェック」はドコモのウェブサイトからダウンロードでき、シンプルな設定だけでユーザーのスマートフォンにかかってきた詐欺電話や迷惑電話を自動的にブロックします。

「あんしんナンバーチェック」は、不審な電話番号からの着信を自動で判別し、着信を4つのパターンに分けて画面に表示します。しつこいセールスなどの迷惑な電話や詐欺などの危険な可能性が高い着信に対しては、赤や黄色の画面表示で警告します。設定により、警告ではなく着信拒否することも可能です。また、個別に登録することにより、任意の電話番号を着信拒否することもできます。 

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「あんしんナンバーチェック」の利用イメージ

「あんしんナンバー チェック」のサービス提供対象やご利用方法などの詳細はNTTドコモのウェブサイトをご覧ください。
スマートフォンから: https://www.nttdocomo.co.jp/smt/service/safety/number_check/index.html
PCなどから: https://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/number_check/index.html

マカフィーでは今後もユーザーの利用するスマートフォンやPC、タブレットを、マルウェアなどの端末を外部の脅威から保護するだけでなく、最も守られるべきであるユーザー自身をも保護するための最新のテクノロジーを提供し、ユーザーが脅威をまったく意識することなく、安心・安全なデジタルライフを送れるようサポートします。

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出典:警察庁発表資料「平成26年の特殊詐欺認知・検挙状況等について」(2015年1月29日)
 2 「auスマートパス」について
スマートフォン向けサービス「auスマートパス」は2012年3月のサービス開始以来、1,200万人以上のお客さまにご利用いただいている国内最大級(注:KDDI調べ)の有料会員制サービスです。月額372円(税抜)の定額で楽しめる取り放題のアプリやWEBアプリ、セキュリティ対策だけでなく、50GBの大容量データバックアップ、端末の修理代金サポート、様々なアーティストや企業との提携による会員特典を提供しています。
「auスマートパス」(http://auone.jp/

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速