H1N1 インフルエンザ・ワクチンの案内と称してスパム

12月1日、McAfee Labsは、CDC(米国疾病予防管理センター)の名を語ってH1N1インフルエンザ・ワクチンの案内と称するスパムがアウトブレークしている事を確認しました。また、このスパム・メールを通じてZeus系のマルウエアに感染してしまうことが問題になっております。

このメールは、メールを受け取った方は至急CDCのWeb上にあるワクチン接種のワクチン・プロファイルに記入して下さいと案内されます。

そして、全ての項目に記入すると、最後に自分のワクチン・プロファイル情報をダウンロードする事になります。

この時に、実はZeus系のマルウエアをダウンロードしてしまいます。

このZeus系のマルウエアは非常に強力で、VirusTotalによると41種類のアンチウイルス・エンジン中、7エンジンだけで検知出来ることが確認されています。マカフィーでは、2種類のエンジン(Artemisエンジン、McAfee Web Gateway Anti-Malwareエンジン)で検知出来る事が判明しています。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速