偽の「つぶやき」を感染手段に、Twitterユーザーを狙うワーム

先日、Twitterユーザーをターゲットにした新手のフィッシング詐欺メールについて、McAfee Blogにて取り上げましたが、その他にもTwitterユーザーを狙った攻撃は存在しています。今回はその中でも、Twitterに投稿する偽の「つぶやき」を感染拡大手段とした、「Koobface」ワームの亜種について取り上げます。

このような偽のつぶやきには、「我が家のビデオ」といった件名のビデオファイルを指すリンクが記載されています。Twitterユーザーがこのリンクをクリックすると、ビデオコーデックをインストールするように求めるメッセージが表示されます。この指示に従ってしまうと、実際にはKoobfaceの亜種がダウンロードされ、PCに入り込んでしまいます。

なお、マカフィー製品ではこれらの亜種を「W32/Koobface.worm.gen.e」と「W32/Koobface.worm.gen.h」として、既に検出しています。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速