様々なスパムメール:「偽の履歴書」スパム

ユーザーを悪質なサイトにリダイレクトするスパムには様々な種類があります。その中でも最近、ユーザーに履歴書を送りつける偽の履歴書スパムに、履歴書のページがさまざまな国のトップレベルドメインの無害なサイトにアップロードされているという、新たな傾向が確認されました。これは、今後サイバー犯罪者がスパムキャンペーンを世界規模で展開するための準備、と思われます。

これらのページには、デコードすると悪質なURLに翻訳される、難読化された小さなJavaScriptコードが組み込まれています。

この悪質なドメインは、偽のYouTubeのマルウェアキャンペーンやZeusコントロールサーバーで使用されていた他のドメインに関係しています。10万ドルもの求人や匿名の送り主からの疑わしい求職申し込みをクリックするときは、必ず注意を払って気を付けてください。なお、McAfee SiteAdvisorテクノロジーを使用することで、このような脅威からユーザーを防護できます。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速