ニュースや出来事を悪用するオンライン詐欺

McAfee Labsでは、サイバー犯罪者が祝日やスポーツイベント、災害をどのように利用しているかについて、何度もブログで取り上げてきました。実際に、毎年、バレンタインデーには通常より多くのオンライン詐欺が見られます。また、FIFAワールドカップやオリンピックなど、注目度の高いスポーツイベントも同様です。悪質な犯罪者は、ハイチ、チリ、日本で最近発生した地震のような災害ですら、ユーザーを罠にかけるために悪用します。そして、きっかけは異なるものの、これらの詐欺で使用される手法は、基本的に同じ手口です。

日本ではあまり馴染みがありませんが、3月17日は聖パトリックの祝日(セントパトリックスデー)という祭日です。アメリカでは、盛大なフェスティバルやパレードが、ニューヨークのマンハッタンなどで行われます。McAfee Labでは、その祭日に絡んだオンライン詐欺をいくつか確認しましたので、紹介します。

メールに記載されているアドレスにアクセスすると、「無料」のツールバーを配布している、あまり興味のわかない電子カードのサイトに誘導されます。ツールバーはFunWebという名前で検出されます。これよりも次の事例の方が興味深いと思います。

読んでわかるように、いきなりオンラインでの儲け話が始まります。また、ユーザーを誘導するサイトを隠すため、短縮URLが使用されています。もはや短縮URLは、オンライン詐欺における常套手段となっています。短縮URLにアクセスする際は、そのままクリックせず、一度 ダウンロードして読んでください。

この短縮リンクをクリックすると、以下のサイトに誘導されます。

このサイトでは、インターネット百万長者になる方法、知識、ソフトウェアを販売していました。オンライン詐欺の多くは、送られてくる内容と全く関係ありません。ただこの手口にはある一定の効果があるため、今後、この手のオンライン詐欺が無くなることは考えらないでしょう。

大きなニュースとなる祝日やスポーツイベント、災害の際には、サイバー犯罪者がユーザーを罠に陥れようと狙っていることを忘れないでください。セキュリティソフトをアップデートし、常に最新の状態にして、身を守りましょう。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速