早くも出現!?、ロンドンオリンピック関連詐欺

ロンドンオリンピックは、2012年7月から、イギリスのロンドンで開催される予定のオリンピックです。夏季オリンピックとしては記念すべき30回目であると同時に、史上初となる同じ都市での3回開催などから、注目を集めています。そして、有名なスポーツイベントと同様に、サイバー犯罪者も早くも動き始めています。

今回確認されたのは、情報や観戦チケットなどを扱う有料の情報サービスです。灰色の細かい文字の広告には、通話料が1分1.02ポンドであることと、「このサービスは、WebサイトLondon2012.comとは無関係です」という記載があります。また、「この情報サービスは無保証で提供されるものであり、同サービスの正確さまたは特定目的への適合性は保証されません」とも書かれています。無料提供されている質の高い情報リソースとは別の方法で、高額な情報を提供するサービスには、常に犯罪や詐欺の問題が付きまといます。

2012年オリンピック観戦チケットに関する公式情報は、www.london2012.comを通して入手可能です。このサイトこそ、チケット関連のサブサイトwww.tickets.london2012.comに正しくリンクしている、唯一必要なサイトです。この正規サイトには、すでに確認された多数の詐欺についてまとめたページもあります。今後も、詐欺師やサイバー犯罪者が、ロンドンオリンピックを餌にしてユーザーの金銭を盗もうと狙ってくることは明らかです。非公式のサイトやサービスには必ずと言っていいほど、犯罪が付きまといます。常に公式の最新情報を確認し、注意することが必要です。

※本ページの内容はMcAfee Blogの抄訳です。
原文:Need Olympic Games Ticket Information?

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速