マカフィー、1月のサイバー脅威の状況を発表

セキュリティ・テクノロジー専業のリーディングカンパニー、McAfee Inc. (本社:米国カリフォルニア州、プレジデント:マイケル・デシーザー)の日本法人 マカフィー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジャン・クロード・ブロイド、以下マカフィー)より、2014年1月のサイバー脅威の状況を発表します。

【2014年1月のサイバー脅威のサマリー】

PC―ウイルス

  • 検知会社数の第1位(Generic!atr)と第9位(Generic Autorun!inf.g)のAutorunワームや、感染力が強くかつ多くの組織に感染が拡大する恐れがあるファイル偽装型のVBSワーム(VBS/Autorun.worm.aadd!lnk、第7位にランクイン)など、メモリーカードを含むリムーバブルメディア経由の感染に注意が必要。
  • 検知会社数の第4位(JS/Explolit!JNLP)や第8位(JS/Exploit-Blacole.l)にランクインしたドライブ・バイ・ダウンロード攻撃関連の脅威に加え、第5位(Generic Downloader.z)と第7位(Generic Downloader.g)にランクインした、比較的よくつかわれるダウンローダー型のトロイの木馬への警戒が必要。
  • GOM Playerに仕込まれたバックドア型のトロイの木馬の事例に関して、マカフィーのwebサイトでThreat Advisoryをリリース。
  • ランクインしている脅威の多くは、脆弱性攻撃やメールの添付ファイル経由で感染することから、脆弱性対策を含めた万全なセキュリティ対策が必要。

PC―不審なプログラム(PUP)

  • PUPは従来ほど活発ではないが、インターネットからダウンロードしたフリーウェアなどに付加されていることが多いため、フリーウェアの利用には引き続き十分な注意が必要。

2014年1月のサイバー脅威の詳細はマンスリー ウイルスレポートをご覧ください。

[レポート]クラウド環境の現状レポートと今後 ~クラウドの安全性の状況と実用的ガイダンス

 マカフィーでは、1,400人のIT担当者に年次アンケートを実施し、クラウド採用状況やセキュリティについて調査しました。
 調査の結果、クラウドの採用とリスク管理への投資を増やしている組織がある一方で、クラウドの採用に慎重なアプローチをしている組織が多いことがわかりました。
 本調査では、クラウドサービスの利用状況を分類し、短期投資の確認、変化速度の予測、重要なプライバシーおよびセキュリティ上の障害物への対応方法の概要を示しています。

 本レポートでは、クラウドの現状把握と今後の方向性、クラウド対応の課題やポイントを理解することができます。

<掲載内容>
■ 主要調査結果
■ 調査結果から言える方向性
■ 課題への対応
■ 変化への対応力
■ 考慮すべき点:安全なクラウドの採用で事業を加速