バレンタインには個人情報ではなくチョコと花束の共有を

バレンタインデーが間近に迫っています。パートナーがいても独りだとしても同様に、伝統的な日、今では盛んに共有される日に向けて準備をしていることでしょう。デジタルIDに関しては、共有しすぎている可能性がある昨今、どうすれば自分自身を保護できるでしょうか。過去、現在、そしておそらく将来の恋人があなたのオンライン情報を密かに覗き見して、あなたを見つけようとしていることを示すデータがあります。悪意のあるオンライン犯罪者もそうすることができると言っても過言ではありません。

デジタルの世界に住むことで、私たちの心だけでなく、大切な人と情報共有もはるかに簡単になりました。しかし、これにより、共有しすぎて、詐欺師に対してより脆弱になる可能性があります。オンライン詐欺師は、バレンタインデーをオンラインの出会い系サイトやソーシャルメディアを利用して、愛を探している人を騙す機会として利用することが知られています。そして現在、コロナ禍の移動を制限される中、多くの人が友人や家族から孤立し、遮断されていると感じていることもあり、オンラインデートは、ロマンチックな関係であろうと友情であろうと、現在欠けているつながりを作る方法になり得ています。しかし、これはオンライン詐欺師が他人とのつながりを感じたいという私たちの願望を最大限に活用する機会を提供することになり、そういった犯罪者たちはあなたについてもっと知るために、”共有”を待っている可能性があるのです。


ソーシャルメディアは味方か敵か?

あなたがそれを好きか嫌いかに関わらず、バレンタインデーは今年少し違って見えるでしょう。あなたがその特別な誰かを探しているなら、現在のロックダウンの状況、在宅勤務、そして以前より外出を控えている状況下であなたのソーシャルとデートの生活にその犠牲を払うでしょう。パンデミックの結果として、オンラインで過ごす時間が急増し、人々がオンラインデートやソーシャルメディアの使用を含むオンライン活動を導入または大幅に増加させたことは当然のことです。

多くの人がリスクは出会い系アプリ自体にあると信じていますが、あらゆるオンライン上全体で共有する情報、これをーデジタルフットプリントと言いますが、それらに注意を払う必要があります。出会い系アプリは、適切な予防策を講じている限り、新しい人と出会うための安全で楽しい方法です。ソーシャルメディアの利用がとても増えるであろう今年のバレンタインデーに、オンラインで写真を共有したり、愛する人について投稿したりする際には、安全を十分確認しながら行う必要があります。多くの人がオンライン犯罪をマルウェアやフィッシング攻撃と関連付けていますが、ソーシャルメディアで情報を共有するときに自分がどれほど脆弱であるかを知らない人も少なくありません。あなたが潜在的なリスクに注意を払わないでいると、犯罪者はあなたの家族、あなたの家、そしてあなたの仕事についての情報を見つけることができるのです。そしてそういった行動はすべてあなたを無防備にします。


あなたのソーシャルメディアでの共有情報を保護

個人の身元を盗まれたり、交流関係の情報がハッキングされたり、なりすましに合ったりする脅威はそれほど多いわけではありません。しかしこれらの脅威の犠牲になる可能性は否めないため、オンラインでデートするときに多くの人が安心できないのも不思議ではありません。最悪の場合、情報の内容によってはハッキングされ金銭を強要され、なりすましに遭遇した人は彼らに対して有効な個人情報を渡してしまう可能性があります。

過度に共有しないことが重要です。そうすることに抵抗がない場合にのみ、プロフィールの情報を共有してください。これは、個人的な観点とセキュリティの観点の両方から重要です。情報が危険にさらされると、なりすましから嫌がらせに至る可能性があります。そのため、出会い系アプリを使用するときは、共有を最小限に抑え、ソーシャルメディア、オンラインアカウント、さらにはオンライン決済での疑わしいアクティビティから目を離さないようにしてください。


安全に注意を払いながら楽しむには

これらはすべて恐ろしいように聞こえます-そして実際、そうなのです! しかし、それらは頻繁に起こるわけではなく、まれであることを覚えておくことが重要です。簡単な手順を踏めば、出会い系アプリやソーシャルメディアが提供するすべてのメリットを享受できます。安全に楽しむためのヒントをお伝えします。

1.過度の共有を控える

オンラインでのオーバーシェアリングは、私たちの姿をすぐに描くことができます。生年月日、住所、仕事、家族の名前などの機密データは非公開にしてください。また、あなたが本当にあなたの状況を公表したいかどうかを慎重に検討してください。

2.共有する対象に注意

対象を絞って写真やその他のソーシャルメディアの投稿を共有してください。個人をブロックした場合は、ソーシャルメディアフィードに参加しないようにしましょう。FacebookやInstagramのようなサービスには、投稿する先を限定する機能があります。プライバシー設定は頻繁に変更されるため、定期的に確認してください。

例えば、McAfee Identity Theft Protectionのようなソリューションを利用することでIDと重要な個人情報および財務情報を保護することも可能です。こういったサービスでは、IDが侵害された場合の回復ツールも提供されています。

3.多要素認証を利用

ジタルユーザーの信頼をよく考え、セキュリティのレイヤー(層)を追加して個人データと情報を保護しましょう。

4.オンラインで誰と友達になるかに注意

実生活で知っている人からの友達リクエストのみを受け入れます。多くの場合、ハッカーや犯罪者はあなたが共有している情報を見ることができるように、リクエストを送信しますが、それはあなたの個人情報にアクセスしやすくしてしまうのです。

5.アプリごとに一意のログインを設定

使用するアプリやアカウントごとに異なるパスワードを設定することは、自分自身とデータをオンラインで保護するための優れた方法です。また、ソーシャルメディアアカウントを使用しなくなった場合は、情報を削除してアカウントを無効にしてください。

6.ジオタグに注意

多くのソーシャルネットワークは、写真をアップロードするときにユーザーの場所にタグを付けるだけでなく、投稿するときにユーザーに自分の場所にタグを付けるオプションを提供します。犯罪者やあなたの居場所を知らせたくない人々にあなたの場所を開示しないように、この機能がオフになっていることを確認しましょう

独身で愛を探している場合でも、オンラインで愛を叫ぶ準備ができている場合でも、オンライン詐欺から身を守るために以上のような点に注意しながら、楽しみましょう。

※本ページの内容は2021年2月10日(US時間)更新の以下のMcAfee Blogの内容です。
原文:Why it’s Best to Stick to Sharing Chocolates and Flowers this Valentine’s Day
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